【Adobe XD】3分でできる!マスクキングを使ったドロップダウンメニュー

前回はAdobeの大型アップデートによって追加された、ホバー機能を使ったドロップダウンメニューを作成しました。

ですが、今回は既存のマスキングの機能を使って作っていこうと思います。

マスクを使って作ると、自然な動きを簡単にできます。

今回はこのような、スマートフォンの通知画面にあるようなドロップダウンメニューを作ってきます。すぐに出来ますので、チャレンジしてみてください。

ドロップダウンメニュー作り方

まずは、必要な要素を作成します。

長方形の上にLINEのアイコンと文字列をこのように並べていきます。

上部はタップする前の通知画面と、下段はタップしたあとに降りてくる通知達です。

グリットメニューを使うと素早く作れますね。

長方形を使ってマスクをする

下に降りてくる様に動かしたいので、まずは下段の通知を長方形でマスクします。

マスクをすると、この長方形内の要素しか見えないようになります。

これをうまく使うと、ドロップダウンメニューの自然な動きが表現が可能になります。

上部アクション時に下に小さくしたいので、アイコンと文字列をマスクで囲います。

理由は後で分かります。

全体をコンポーネント化

全体を選択して右クリックすると、コンポーネント化する項目があります。

右のステートの+マークを押しても良いですね。そして、タップ後のステートを追加します。

ここではdownとしていますが、自身が分かりやすい名前を付けてください。

あとは、この2つのステートを編集していくだけです。

初期のステートを編集

上部の通知画面だけ見えるようにしていきます。

ステートは初期のステートを選択してください。

下部は、レイヤー画面でマスクの役割をしている長方形を選択して、上に小さくします。

上部の端にある、マークの不透明度を0%にします。

これで初期のステートは完了です。

マスキングに使用している長方形の名前をマスクなどにしたほうがいいかもです。
アクション後のステートの編集

次はアクション後のdownのステートを編集します。

アクション後のステートを選択してください。

まずは、マークの不透明度を100%に戻します。

そして、マスクで隠していた下部のマスクを元の大きさに戻します。

上部のアイコンと文字列が下に消えてくようにしたいので、

マスク内の要素を選択して、マスク外に出すように移動させます。

マスクを使わずとも不透明度を0にして消すことをできますが、

少しでも小さな動きを加えたいため、このようにしました。

あとマスクの練習にもなりますしね。

そしてマスクと不透明度0を組み合わせるのも、ありです。

Shiftを押しながら、下げれば真っ直ぐ下ろせます。

そして、最後に上部の長方形を小さくして完了です。

各ステートの確認

最後にステートを交互にクリックして、いい感じか確認しましょう。

プロトタイプで2つのステートを繋げる

要素をクリックすると、ステートを選択できますので、初期のステートを先ずは選択します。

そして上部の長方形を選択して、アクション後のステートdownと繋げます。

次に、そのdownのステートを選択します。

バツマークを選択して、初期のステートに繋げれば完成です。

どちらのタグの設定も、タップ 自動アニメーション イージング イーズアウト 0.5秒です。

イージングなどを変更して好みの動きにしましょう。

 

これで完成です。プレビューで確認してみましょう。

どうでしたか?上手くできましたでしょうか?

とても簡単に出来たと思います。

次回は少しマスキングの応用してIPhone風ドロップダウンメニューをこの前作成したので、

そのチュートリアルをご紹介できたらと思います。

他にも自動アニメーションのチュートリアルをご紹介してますので、チェックしていってください。

ではまた!

 

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