黒一色でカッコイイCanon A-1 フィルム初心者にもおすすめ!使い方もご紹介!

おそらくこれで僕のフィルムカメラ探しの旅は一旦終わりそうです。

なぜならこの黒一色に塗られた機体を手に入れたからです。

Canon A-1 with Motor Driver MAです。

どうですか?めちゃくちゃカッコよくないですか?写真もレトロな雰囲気に編集してます。

僕はAE-1を持っているのですが、今月中に手放すのでA-1を手に入れました。

フィルムカメラを始めたのもつい最近で、安く手に入るAE-1のことしか知らなかったのですが、

Aシリーズの最高級機種ということで後々知りました。

なんと言ってもこの真っ黒のボディに目を惹かれました。

僕のAE-1は上部がシルバーなので、やはり比べるとA-1の方が僕は惹かれます。

どちらもそこまで高くないのでどうせ持つならカッコイイほうがいいと思い乗り換えました。

機能もとても充実しているので僕のようなフィルム初心者でも使いやすそうです。

 

初めて使う方や、これから購入を考えている方、あと僕自身のために機能を全て載せていきます。

いろんな箇所にボタンやスイッチがあるので写真を使って

基本的な機能使い方をご紹介したいと思います。

使い方・機能紹介

右側シャッターボタン周り

まずは右側から見ていきましょう。ボタンや目盛りがたくさんありますね。

絞り優先止まっている被写体用、シャッタースピード優先動いている被写体用と

覚えておけばいいと思います。

大正義プログラムAE

プログラムAE絞りとシャッタースピードをA-1が自動で設定してくれるので、

ピントを合わせてシャッターを切るだけでキレイな写真が撮れます。

初心者の方には嬉しい機能ですね!

アクセサリーシューにスピードライトを付けれます。

電池ボックスの爪は割れやすいので、丁寧に開けてあげましょう。

アクセサリーシューカバーを持っていたらその先端で開けることも出来ます。

もし爪が壊れてしまっても交換は簡単にできますので、ご安心を。

A-1の電池は4LR44Pを使用します。電気屋さんに売ってないのでAmazon等を利用しましょう。

Amazonで200円程で手に入ります。

レバーを使うことによって、巻き上げてもフィルムの位置は変わらないので
一枚の写真に2回以上撮影出来る機能です。

本体左側

ASA(ISO)感度とはフィルムの箱やラベルに書いてある数値のことです。

▼このフィルムなら400に合わせれば大丈夫です。

バッテリーチェックボタンを押して、ランプの点滅が速ければOK、

ゆっくり点滅は電圧の低下のサインになります。電池の取り替えが必要になってきます。

少しでも節電したい方は、ファインダー情報スイッチをオフにしましょう。

上の写真のちょうど見切れているところに、このような→◎フラッシュターミナルがあります。

絞込みAEとは、開放信号ピンが無いFD/FLレンズ等を使う際に使用します。

設定の絞りまで絞り込んで露出値を測定する方法です。

ファインダー内はシャッタースピードだけが表示されます。

数値が点滅していたら、絞りもしくはシャッタースピードを変更して撮影しましょう。

バルブ撮影の際はBLUBと表示されます。

フィルム室を開けて、フィルムを装填しましょう。

裏フタの中央にはフィルムのASA感度や枚数が書かれた箱の端を

ちぎった紙をメモとして挟めます。

これでA-1本体の殆どの説明は出来たと思います。

それでは、下にくっついているモータードライブのご紹介をしたいと思います。

モータードライブMA

これによってA-1の自動巻き上げや、最高速5コマ/秒の高速連続撮影を可能にさせてくれます。

これでスポーツや動物の早い動きについていけますね。

モータードライブMA

バッテリーパックMA

12本の単三電池を必要とします。人生で初めて一度にこんなに沢山の電池を使いました。

アメリカドラマを良く見ますが、それに出てくる銃のマガジンのようです。

写真撮影とは戦いに行くようなものですからね。気合が入りますね。

モータードライブMAの使い方

巻き上げカプラーは下の画像の部分に連結して、フィルムを巻き上げます。

ソケットカバーとは、下の画像の部分に通常ついているカバーです。

僕のは残念ながら元からついていなかったので、買う必要があります。

巻き戻しボタンとは、上の画像にある底蓋の黒い小さなボタンですね。

フィルムが終了した後に押し込んで、

そしてA-1本体左側にある巻き戻しノブを巻いてフィルムを全て巻き戻します。

画像内の撮影スピードはNi-CdパックMAモデルの速度です。

今回の単3電池で動くバッテリーパックMAの速度は

S:1コマ L:3.5コマ/秒 H:5コマ/秒 です。

なので、バッテリーパックMAの方が速度が出るようです。

警告ランプはバッテリーパックの電池の残量が少なくなって

巻き上げ時間が通常よりかかる場合も光るようです。

モータードライブありとなしの比較

見た目の違い

ヒーロー戦隊の最後に出てくるでかいメカではないですが、それを思い出させるような

そんな気持ちにさせてくれるカッコイイフォルムをしていますね。

正直モータードライブがあってもなくても、カッコイイです。

性能の違い

単純に自動巻き上げ、高速連続撮影ができるかどうかの違いになりますね。

もし速いものをよく撮る方なら、とても便利なアクセサリーだと思います。

僕は基本的にそこまで急いで撮影することはないので、必要ないといえばないかも知れないです。

あと縦に伸びるので、机の上に置いていても倒れそうで不安になります。

横に置けばいいだけですけどね。

重さの違い

はかりで調べたところ、A-1本体とモータードライブMAの重さは同じくらいあります。

なのでつけるだけで約2倍の重さになります。

  • A-1本体(レンズなし) 550グラムほど
  • モータードライブMA(電池あり) 580グラム程

初心者やプロにも向いているA-1

初心者が使いやすいように自動設定のプログラムAEもありますし、

プロの方も細かく設定出来るように、設計されている素晴らしいカメラですね。

しかも1万円前後で買えるので、お財布にも優しいです。

A-1に使えるFDレンズも比較的安く手に入れることもできます。

ちなみ僕はA-1本体、レンズ(シグマ)、モータードライブMA込で

5000円以内で手に入れました。しかもかなりキレイな状態でした。

後はモルトの交換がまだなので、終わったら撮影していきたいと思います。

 

もしいままでフィルムカメラを試したことがない方は、

このカメラから始めてみてはどうでしょうか?

キタムラでA-1のキレイなAランクは1万5000円ほどでした。もっと安いのも見つかります。

あとAE-1もおすすめです!作例とともにご紹介しています。チェックしていってください。

ではまた!

 

一応すべて公式の説明書を読んでまとめましたが、

もし情報が間違っていたらご連絡ください。