Olympus Pen EE-1とKodak Portra 400 シアトル

前回革の張替えをしたPen EE-1とPortra 400で撮った写真が現像できたのでご紹介します。シアトルで撮影して日本で現像しました。空港でのX線検査の際にフィルムがだめになることがあるようですが、特に写真には問題なさそうでした。革の張替えはこちらの記事でご紹介しています。簡単にできてあなたのPenがとても可愛くなりますよ!

このカメラの特徴は「誰でも撮れるカメラ」と言われているほど、簡単に写真を撮ることができます。フィルムの初心者の方にもおすすめのカメラと言えます。Pen EEがきちんと写真が映るか判断してくれるので、大失敗することはないと思います。

ハーフカメラという部類で、2倍の写真が撮れることもPen EEの特徴の一つになります。今回は36枚撮れるPortra 400で撮影したので、合計72枚撮ることができます。いっぱい撮れるので、枚数のことを忘れてたくさん撮ってしまいました。下の写真のように2つの画像が、一つのフレーム移ります。枚数をうまく調節して左右に来るように撮影すれば、可愛いアートのような写真も撮れそうですね。

フィルムを入れてから気づいたのですが、Pen EE-1のASA(ISO)の設定は200までしかなくPortra 400はISO 400なのでしっかり映るのか不安でしたが、シャッタースピードを変更して撮影しました。数ある数枚のうちが露出オーバーになってしまっただけで、それ以外はキレイに写ったと思います。次回はしっかりISOが200以下のフィルムを使うように気をつけます。

では作例をご紹介します。

半分の僕で終わりです。個人的な感想は、ポートレートを撮るときにあまり近くで撮るとボケてしまうことに気づきました。Pen EEはフォーカスを調節することができないので、近すぎるとボケてしまうようです。もしシャープな写真が撮りたい方には合わないかもしれないですね。柔らかい写真が多く撮れて個人的には満足しています。空の色が優しく、露出オーバー気味に撮れば優しい写真が撮れそうですね。シアトルではPortra 400は日本より安く手に入れることができるので、もし旅行などでシアトルに行った際にはカメラ屋さんに立ち寄ってみてください。あえて2つの画像を合わせてインスタグラムなどにアップしても可愛くなりそうですね。

ほかのフィルムを使ってシアトルで撮って来たので、次回ご紹介します。

ではまた!